なんとなくやっっているストレッチ、ほぼ間違っています!!!
いわゆる肩こりを感じる人がよく行うストレッチの方法として
以下のようなものがあります。

皆さんも一度は、このようなストレッチ実施した事があると思います。
しかしこれは、肩甲骨の状態を悪くしてるんです!!
このストレッチがなぜ悪いのか?
肩甲骨は通常このように位置しています。

そして、通常肩甲骨は斜め上(上方回旋)を向いています。

しかしながら、上記のストレッチでは「菱形筋」という筋が主に作用し

その菱形筋は主に肩甲骨を斜め下(下方回旋)に向けてしまうのです。

結果として、本来の肩甲骨の向きである上方回旋と真逆へ向けてしまいます。
下方回旋するとどうなるのか!
肩甲骨が下方回旋すると、腕を挙げる際に主に働く筋肉は働きにくくなり肩に対して余計に負担がかかります。
また、肩関節の骨同士の位置関係もズレてしまうので更に腕が上がりにくくなってしまいます。

なのでストレッチを行う場合でも、自分の体がどういう状態であるのかをきちんと理解し、
適切なストレッチを行う必要があります。
そのためには自分の体に興味を持ち、理解を深める事が重要であると考えます。
そこのブログではそういった方に向けて、専門家が体を動かすことについて
皆さんにわかりやすく情報を発信していきます。
次回は肩甲骨の上方回旋への誘導の仕方をお伝えしていきます。